【特養】介護職で働くメリットとは!?1日の流れや給与、待遇面を解説
介護職として転職や就職を検討されている方で「特護」で働くメリットが知りたい!特養はどんな仕事内容なの?給与はどれくらい貰えるの?と悩まれているのではないでしょうか?
介護職として働くなら一度は「特養」を検討するくらいメジャーな介護施設です。この記事は「特養」の一日の流れや給与などを解説していきます。もちろん特養で働く上でのデメリットも解説するので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
「特養で働く最大のメリット」は介護職として基礎的技術や知識もちろん、人間として最も大切な考え方が得られる。
なぜなら「特養は介護の終着地」だから。最後まで読むとこの意味を理解することが出来ます。
特養に求められている役割は「自然に看取ること(平穏死)」だと思っています。介護の終着地はどんな現場なのか?他のサイトでは書けない「リアル」も紹介していきます。
特養とは?
まずは介護職として働く「特養」について解説。全体像をイメージすることが出来ます。
「特別養護老人ホーム」は在宅生活が困難となった要介護3以上の方が「終の棲家」として長期的に生活ができる施設です。施設内で人生最期の時を穏やかに迎えることができるよう「看取り介護」が充実して来ているのが特徴です。
平均在所期間は1,177日(約3.2年)と長期的ケアを行い、約70%の方が死亡による退所をされています。
要介護3以上のご利用者を対象としている介護施設のため、食事や入浴、排せつ、移乗などの身体介護のスキルが確実に身に付きます。
特養は多床室(4人部屋)を中心とした「従来型特養」と全部屋個室の「ユニット型特養」大きく分けて2つのタイプがあります。また従来型特養を改修や増築して一部ユニット型特養を併設している施設もあります。
特養で働く職種
特養は介護職員以外にも様々な職種が役割をもって働いています。一例を紹介します。
施設長(管理者)
【配置人数】1名
【資格要件】
- 社会福祉主事の要件を満たす者
- 社会福祉事業に2年以上従事した者
- 社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者
(ちなみに老健の施設長の資格要件は「医師」となっています)
【業務内容】
特養のトップとして、運営を行う。職員全体の管理・監督を行い、ご利用者サービスが適切に提供されているかチェックをしていく。
事務員
介護請求業務や職員の給与、人事管理、物品購入、修繕調整などの収支に関わる業務
法人本部で行う場合もあるが、求人募集も行う。
生活相談員
【配置人数】利用者100名:1名以上
【資格要件】
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 社会福祉主事任用資格(自治体での勤務に必要だが大学等で指定された科目の修了又は厚生労働大臣が指定する養成機関又は講習会の修了)
- 自治体によっては、介護福祉士や介護支援専門員の資格を有している者も対象となる場合もある
【業務内容】
特養の窓口として、ご利用者やご家族との連絡調整がメインとなる業務
退所(死亡や長期入院など)に関する連絡調整、入所申込希望者の見学対応や状態確認、ベッドに空きがでたら入所調整を行う
介護支援専門員(ケアマネージャー)
【配置人数】利用者100名:1名以上
【資格要件】
- 介護支援専門員
【業務内容】
安全に安心した暮らしが送ることができるよう、ご利用者やご家族の希望に合わせて個人にケアプランを計画・管理がメインとなる業務
要介護認定の更新申請や認定調査の立ち合いも行う
※生活相談員と兼務している施設も多い
機能訓練指導員
【配置人数】利用者100名:1名以上
【資格要件】
- 看護師または准看護師
- 理学療法士(PT)
- 作業療法士(OT)
- 言語聴覚士(ST)
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師、きゅう師(介護施設等で6ヵ月以上の実務経験があること)
【業務内容】
残存機能を活かした日常生活を行うための機能訓練を個別に計画・実施する。安全に歩行ができるように訓練、安全に車椅子やトイレに座るための訓練、安全に車いすで移動するための訓練などの業務
看護職員
【配置人数】利用者3名:1名以上(介護職員と合わせた人数)
例:特養定員100名では介護職員31名程度、看護職員3名程度です。しかし、殆どの特養では規定の利用者3名:1名では現場が回らず、実際は利用者2名:1名程度
【資格要件】
- 看護師または准看護師
【業務内容】
ご利用者の健康管理や医師の指示に基づいた医療行為(傷の処置や点滴、インスリン注射、ストーマ交換など)、服薬準備、医師診察の補助(医師による診療の補助)、看取り・ターミナルケアなどの業務
夜勤は基本的にはなく、ご利用者急変時などのオンコール対応となります。
介護職員
【配置人数】利用者3名:1名以上(看護職員と合わせた人数)
例:特養定員100名では介護職員31名程度、看護職員3名程度です。しかし、殆どの特養では規定の利用者3名:1名では現場が回らず、実際は利用者2名:1名程度
【資格要件】
- なし
【業務内容】
要介護3以上のご利用者が入所されているため、食事や入浴、排せつ、移乗などの身体介護がメイン業務。早番・日勤・遅番・夜勤などのローテーションで24時間、ご利用者を支援していく
イベント毎のレクリエーションを企画・実施を担当することもある
無資格でも働くことは出来ますが、介護職員認知症基礎研修や介護職員初任者研修、実務者研修を経て、より専門的な知識や技術が習得できる介護福祉士をぜひ目指してほしい。
介護職の仕事内容の詳細を知りたい方はチェックしてみて下さい。
特養で働くメリット・デメリット
ここでは特養で働くメリットとデメリットについて解説していきます。相反する事柄ですが、実際はメリットと感じることでも人によってはデメリットと感じてしまう項目があります。
給与は介護業界ではトップクラス(メリット)
特養で働く介護職員は介護業界の中で最も給与が高い!
第152表 介護職員の平均給与額等(月給の者),サービス種類別,勤務形態別(介護職員等特定処遇改善加算及び介護職員等ベースアップ等支援加算を取得している事業所)ページ270
名称 | 平均年齢 | 平均月額給与 |
---|---|---|
特別養護老人ホーム | 40.9歳 | 347,560円 |
介護老人保健施設 | 41.7歳 | 341,700円 |
訪問介護(ヘルパー) | 48.3歳 | 321,790円 |
通所介護(デイサービス) | 45.2歳 | 283,170円 |
通所リハビリ(デイケア) | 45.5歳 | 310,290円 |
理由は様々ありますが、「早番や遅番・夜勤」があることの他に特養のご利用者入所要件があると考えられます。在宅生活が困難となった要介護3以上を対象としており、長期間入所可能、終の棲家となる施設だからです。
福利厚生が手厚い(メリット)
特養は社会福祉法人や地方自治体が運営母体であるため福利厚生が手厚いこともメリットです。
退職金や厚生年金は当然ですが、住宅手当や賃貸補助、社宅を用意している法人も非常に増えてきている。
介護福祉士などの資格奨励制度が充実している。
年間休暇日数110日以上、その他特別休暇や5日程度の連続休暇が取れるよう工夫している。
昼食も希望すれば、安価でご利用者と同じ食事を食べることが出来る。
インフルエンザ予防接種費用の補助している法人もあります。
福利厚生は法人によって大きく異なる項目のため、確認が必要です。
貴重な職員を長く働きやすくする工夫しているため、結果として「福利厚生が手厚く」なっているのです。
土日祝日の出勤・夜勤がある(デメリット)
特養は当然24時間365日体制で介護を提供している。介護職員は早番・遅番・夜勤などの変則勤務があり、土日祝日も勤務することもあります。
一方で平日休みでレジャー施設が空いているというメリットもあります。
施設によっては「夜勤専従」の介護職員という制度を採用しているところもあります。文字通り、夜勤のみ行う介護職員で月10回程度が一般的です。夜勤手当もあるので、殆ど一般の介護職員と変わらない給与となるため、実は人気がある。
日曜定休・夜勤なしの求人を求めるならデイサービスなどの通所系をおすすめします。
1日の流れ(2パターン紹介)
ここでは介護職員1日24時間の流れを解説。特養によって夜勤の勤務時間が16時間または8時間勤務と異なる場合があるので、2パターン紹介します。
16時間夜勤体制の多くは「従来型特養」が採用しています。
- 1回の夜勤で2日間分勤務したことになり、夜勤明け(9時以降)有効活用できる。一方で勤務時間が長く体力的に負担がかかる。
- 夕食介助には遅番・夜勤が対応、朝食介助時には早番・夜勤が対応することでより多くの介護職員で介助することができる。
8時間夜勤体制の多くは「ユニット型特養」が採用しています。
- 夜勤勤務時間が22時~翌7時まで、業務負担がある夕食・朝食介助がないなど体力的負担が少ない。一方で1日分勤務となり夜勤明けがない。勤務終了した7時以降が公休となる場合が多い。(公休が少なく感じる)
- 朝食や夕食介助など早番・遅番が少ない人員で対応することがある
パターン1(夜勤時間16時間勤務の場合)
【早番】勤務時間07:00~16:00(12:00~13:00休憩)
【日勤】勤務時間09:00~18:00(13:00~14:00休憩)
【遅番】勤務時間10:00~17:00(13:00~14:00休憩)
【夜勤】勤務時間17:00~翌日9:00(交代で2時間休憩)
※【早番・日勤・遅番・夜勤】カッコ内は主に対応する職員
- 07:00 起床介助(モーニングケア)【夜勤・早番】※早番勤務開始
- 07:30 朝食介助【夜勤・早番】配薬は介護職員が行う
- 08:30 口腔ケア【夜勤・早番】
- 09:00 朝礼【早番・日勤】※日勤勤務開始※夜勤勤務終了
- 09:30 排せつ介助・入浴介助【早番・日勤】
- 10:00 水分補給【遅番】※遅番勤務開始
- 12:00 昼食介助【日勤・遅番】早番は昼休憩 配薬は看護職員が行う
- 13:00 口腔ケア、ベッド移乗【日勤・遅番】日勤・遅番は昼休憩に入る
- 14:00 排せつ介助【早番・日勤・遅番】
- 15:00 おやつ介助・レクリエーション【早番・日勤・遅番】
- 16:00 排せつ介助【日勤・遅番】※早番勤務終了
- 17:00 車椅子移乗【日勤・遅番】※夜勤勤務開始
- 17:30 夕食介助【日勤・夜勤・夜勤】配薬は看護職員が行う
- 18:00 ※日勤勤務終了(看護職員も勤務終了)
- 18:30 口腔ケア、ベッド移乗【遅番・夜勤】
- 19:00 ※遅番勤務終了(以降は夜勤者のみの体制となる)
- 20:00 排せつ介助【夜勤】
- 21:00 水分補給、眠前薬介助、発熱者等バイタル測定【夜勤】
- 22:00 巡視、体位交換【夜勤】自動体位交換エアーマットの場合は確認
- 00:00 巡視、体位交換【夜勤】※夜勤者は交代で休憩
- 02:00 巡視、体位交換【夜勤】
- 04:00 巡視、体位交換【夜勤】
- 06:00 排せつ介助、発熱者等バイタル測定【夜勤】
※夜間帯ご利用者の体調急変時はバイタル測定など実施して、必要に応じて看護職員へオンコール
パターン2(夜勤時間8時間勤務の場合)
【早番】勤務時間07:00~16:00(12:00~13:00休憩)
【日勤】勤務時間09:00~18:00(13:00~14:00休憩)
【遅番】勤務時間13:00~22:00(13:00~14:00休憩)
【夜勤】勤務時間22:00~翌日7:00(交代で1時間休憩)
※【早番・日勤・遅番・夜勤】カッコ内は主に対応する職員
- 07:00 起床介助(モーニングケア)【早番】※夜勤勤務終了※早番勤務開始
- 07:30 朝食介助【早番】配薬は介護職員が行う
- 08:30 口腔ケア【早番】
- 09:00 朝礼【早番・日勤】※日勤勤務開始
- 09:30 排せつ介助・入浴介助【早番・日勤】
- 10:00 水分補給【早番・日勤】
- 12:00 昼食介助【日勤】早番は昼休憩 配薬は看護職員が行う
- 13:00 口腔ケア、ベッド移乗【日勤】日勤は昼休憩※遅番勤務開始
- 14:00 排せつ介助【早番・日勤・遅番】
- 15:00 おやつ介助・レクリエーション【早番・日勤】遅番は休憩
- 16:00 排せつ介助【日勤・遅番】※早番勤務終了
- 17:00 車椅子移乗【日勤・遅番】
- 17:30 夕食介助【日勤・夜勤】配薬は看護職員が行う
- 18:00 ※日勤勤務終了(看護職員も勤務終了)
- 19:00 口腔ケア、ベッド移乗【遅番】
- 20:00 排せつ介助【遅番】
- 21:00 水分補給、眠前薬介助、発熱者等バイタル測定【遅番】
- 22:00 巡視、体位交換【夜勤】自動体位交換エアーマットの場合は確認※遅番勤務終了※夜勤勤務開始
- 00:00 巡視、体位交換【夜勤】※夜勤者は交代で休憩
- 02:00 巡視、体位交換【夜勤】
- 04:00 巡視、体位交換【夜勤】
- 06:00 排せつ介助、発熱者等バイタル測定【夜勤】
※夜間帯ご利用者の体調急変時はバイタル測定など実施して、必要に応じて看護職員へオンコール
特養の役割は「自然に看取る」こと(メリット・デメリット)
ここが結論であり、重要なため、私が特養の生活相談員だった時の「リアル」な状況で解説していきます。
ここでメリットと感じる方は「特養」に向いています。デメリットと感じる方は、よく比較される「老健」をチェックしてみてください。
特養の入所要件は「要介護3以上」となっています。要介護3は排せつや入浴、食事の介助が一部必要になってきており、認知症を抱えている方も多いです。
特養入所までには、デイサービスやホームヘルパー、訪問看護、ショートステイなど様々な在宅サービスを活用してきたが、それでも生活が困難となり入所する方
療養型病院や老健、グループホームなど入所サービスを利用し、特養入所待機していた方
経緯は様々ですが、特養は「介護の終着地」となるのです。
入所時にご家族から「生活歴(既往歴)」などを聞き取る。その際、殆どのご家族から介護の苦労話「こんなに介護が大変だと思わなかった」「特養に入所できて良かった」と介護の終着地に辿り着いた安堵の話がある。
ご家族にはこれまでの介護の労いをすると共に「まだこれからですよ」と話すことが多い。
「これから」とはご家族に時折でもよいので面会に来たり、夏まつりや敬老会などイベントに参加してもらったり「最期の時まで穏やかに過ごしてもらう。そのためにはご家族の協力が不可欠なんです」と話しています。
ご利用者の平均在所期間は1,177日(約3.2年)です。
当然ですが、もっともっと長い方もいれば、短い方もいます。
特養は「終の棲家」として長期でご利用、最期は「自然に看取る(平穏死)」ことが最も大切な役割です。
ここで最も穏やかで自然な看取り方を紹介します。
入所後は介護職員や看護職員などのケアを受けながら生活していきますが、歳を重ねていくうちに病気や加齢で状態は低下していきます。
歩けてい方が車椅子なしでは移動が出来なくなる。
失禁が増えトイレでの排せつが困難となり、ベッド上でのオムツ交換となる。
会話が出来た方が徐々に反応が薄くなり、会話が困難となる。
その頃には食事が一人では困難となり、介助での食事となる。
食事形態を「ペースト状」にしたり、それでも食べられなくなると「液体状※濃厚流動食」に工夫します。むせ込みがある場合が多く、トロミを付けて介助を行います。
状態変化があれば、理解が得られるように必ずご家族に状態を説明をしておく(特に面会が少ないご家族に対してはこまめに連絡する。※これは生活相談員の仕事です)
最後はやはり食事です。注意して、ゆっくり介助を行うもむせ込みが強く、発熱することが多い(誤嚥性肺炎の可能性)医師の往診で禁食、数日間の点滴、解熱した場合、食事を再開する。
この繰り返しとなり、医師より「回復の見込みはない」と判断される。
ご家族に来てもらい「看取り」について説明を行い「同意」を得る。
医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがないと診断した入所者について、その後の療養及び介護に関する方針について、ご家族等へ説明同意を得る。
医師、看護職員、生活相談員、介護職員、介護支援専門員等が共同して、随時、入所者等に対して十分な説明を行い、療養及び介護に関する同意を得ながら、入所者がその人らしく生き、その人らしい最期が迎えられるよう支援する。
ターミナルケア:精神・身体両方の苦痛を緩和して、生活の質を保つこと。この考えのもとケアを行います。
ご家族からは「救急搬送してほしい」「胃ろうはできるのか?」「ここで点滴はできるのか?」など当然不安に思ってしまうことも多い。これは仕方がない。大切な家族だから。
救急搬送については「病院は病気を治療する場所」食事が摂れるようになって以前のように元気に帰ってくることは皆無ですよ。と説明はする。
胃ろう造設については「病院で胃ろう造設手術を受けることができれば可能です」高齢になって口から食べられなくなって、胃ろうで生き長らえる。私だったら加齢による食事が食べられなくなって、胃ろうで生きていくのは辛いです。と説明はする。
点滴については「特養で点滴は可能ですが、短期間です」その点滴は補液(主に水分)が目的です。腕や足がアザだらけになったり、浮腫みを起こす原因にもなります。特養での点滴は中心静脈栄養ではないので、針を抜き差しするので、当然痛みを伴います。
これらすべて、ご自身だったらどう思いますか?相手の立場に立って考えてみて下さい。それでも望みますか?
「自然な看取り」現代社会では難しいことになってしまった。
一つ一つ説明し不安を解消させていく。それでも納得がいかない、不安だというご家族もいるため、その場合は療養型病院を調整します。
丁寧に説明することで、ほとんどの方は特養で自然に看取ることの意味を理解され、その方が幸せなんだと納得される。
穏やかな気持ちでそばに寄り添って、話し掛けたり、いままでの感謝を伝える。気になるのであれば、湿らせたガーゼで乾いた唇付近を軽く拭く程度でよい。
当然、介護職員は他の業務に入りながら、排せつや体位交換などの対応をしていく。冷静にそして穏やかに介助に入り、ご家族にも労いの声掛け、配慮する姿には、私も頭が下がる。
介護職員がいなければ、決して成り立ちません。
「自然に看取る」ことが出来るとご家族、関わったスタッフ全員が穏やかな気持ちとなり、自然とご利用者に対して「感謝」の気持ちでいっぱいになります。
これはあくまで一例です。いろいろなケースがあります。
自然な看取りを経験することで「人間」としての成長が実感できるはずです。
これら人によってはデメリットと感じる方もいると思います。特養の役割をまず、理解しておく必要がある。
まとめ
特養で働くメリットとして、基礎的な介護技術は確実に身付きます。キャリア形成として、デイサービスに行ってもホームヘルパーに行っても何も怖いものはないです。それだけ、特養で得られる介護技術は高い。
特養での「自然な看取り」を経験すると人生観が変わります。
すべての人はいずれ死にます。
だから今を生きている素晴らしさ、親や家族を大切にしたいと「人間」として大きく成長することが出来るはずです。
体力的にも大変な面はありますが、特養はとても魅力がある介護施設です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。魅力が伝われば幸いです。